バンクーバーオリンピック閉会式/時よ、前進!

バンクーバーオリンピック閉会式 スヴィリドフ「時よ、前進!」

 幾多もの熱戦を繰り広げたオリンピックですが閉会しました。

 さて、閉会式ですが、バンクーバーの次の冬季オリンピックがロシアのソチというところで行われる事もあって、閉会式では、アカデミー合唱団がロシアからやってきてロシア国歌を演奏しましたが、それも人数の割にはものすごい音量でびびりました(笑)いや、PA入ってますがwwwwスピーカー壊れそうですなwwww

 この後、ソチへのいざないとしてロシアのプレゼンテーションがありました。

 その時の模様はニコニコ動画でご覧になれます(会員登録が必要です)が、その中で、ゲルギエフが棒振って赤の広場から演奏するというものがありました。そのしょっぱなの曲がスヴィリドフの「時よ、前進!」でした。
この下の曲ですね。



 元々は映画音楽だったのですが、後にソヴィエト国営モスクワ放送のニュース番組のオープニングで使われていたそうで、ロシアでは知らない人はいないと言われる程有名な曲だそうです。聴いていただければすぐにお分かり頂けると思いますが、ものすごくかっこ良い曲ですね。スヴィリドフ(1915-98)自体は「社会主義リアリズム」に基づいた曲として、ソ連時代は御用作曲家と目されていたため国外ではあまり注目されていなかった作曲家ですが、近年人気が出て来た作曲家です。ダヴァーイではまだ演奏経験が無いですが、そのうちにやりたいと思っている作曲家の一人です。

 この下の「吹雪」からのロマンスも人気曲です。もうロシアンロマンチシズム全開のかなり美しい曲です。♪風の音が胸をゆする泣けとばかりにって歌がありましたが、音楽全体が胸を揺すります。泣けとばかりに!!

 ね?美しいでしょう?泣けてきますね!

 あ、閉会式の話でしたね(笑)

 「時よ前進!」のあとは、チャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」の3楽章、ハチャトゥリアン「仮面舞踏会」、ボロディン「ダッタン人の踊り」などと続いてショスタコーヴィチの「祝典序曲」が流れる中、ロパートキナをはじめとするボリショイ、マリインスキー、ノボシビルスクバレエ団のプリンシパルやらアイスダンスのタチアナ・ナフカ&ロマン・コストマロフやらが総出演するという豪華絢爛なショーが繰り広げられました。

10/04/21

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