浅田真央/鐘
ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調 「鐘」 浅田真央
フィギュアで使われるロシア音楽シリーズの第2回目はラフマニノフ前奏曲 嬰ハ短調「鐘」です。「前奏曲嬰ハ短調」は、ラフマニノフ「5 つの幻想的小品集」の2曲目の作品で、クレムリン宮殿の鐘の音にインスパイアーされたということから「鐘」もしくは「モスクワの鐘」の愛称で親しまれています。
ラフマニノフって鐘が好きだったらしく、恐らく最も有名な彼の作品であるピアノ協奏曲の第2番冒頭や、管理人自身彼の最高傑作であると考えている交響曲第1番の冒頭においても鐘が聴こえます。そのものずばりな合唱交響曲「鐘」というものまでも存在します。
さて、フィギュアスケートでは浅田真央さんが用いてますね。参考用の映像を下に貼ります。残念な事にバンクーバーのものはありませんでした。
オリンピック。残念でしたねえ(涙)
でもまだお若いので次回にも期待です。
はっ、音楽の紹介でしたね。失礼しました。
この曲は元々はピアノ曲なんですが、ここで用いられているのは鬼才(?)ストコフスキーによる編曲版だそうです。ロマンティックなメロディーの作品がストコフスキーの華麗な編曲によってますます際立ってますね。
ダヴァーイでは第2回演奏会でラフマニノフの第2番の交響曲を演奏しましたが、彼の作品では上述の交響曲第1番やピアノ協奏曲第2番を始め、死の島、ピアノ協奏曲第3番、シンフォニック・ダンスなどなど魅力的な作品が目白押しです。ダヴァーイでも順次演奏していきたいと考えております。しばしお待ちを!!
10/03/11